-CONCEPT-
命あるものの 生きる事への闇雲さ 命あるものの 死んで行く儚さ
其のようなことに 私は日々神秘を感じます
動物 虫 魚 木 草花 人間
生きる為に 其の形に成り 其の色に成り 其の場所を選ぶ 皆生きる為に必死で 毎日の行動の全てが生きる為
其れなのに 命あるものはいつか必ず死んでしまう 実に呆気無く 動かなく成り 土へ還る
生きているものと 死んでいるものの違いって何だろう 何故私は命があるものに魅かれるんだろう
考えてみた結果 “水“ に辿り着いた “水分”
当たり前なんだけれど 死んでしまったもの達からは水分・血液が無くなり カラカラに乾涸びてしまう そして色褪せる
つまり 生きているものには常に水分があり 血が流れ 故に其の丸みがあり 微妙な曲線を描き 鮮やかな色を放つ
生命=水分
私は この“曲線”と“色”に また其れらが大自然と調和した時に奏でる其れに そして 其れらが無くなった時の“儚さ”と“褪朽感”に 魅せられているのではないかと思います
私はこれからも 心動かされた儘を 作品に表して行きたいと思います
-SUB CONCEPT-
『Why are you so beautiful?』 『It will be because it is always crying in the heart.』
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